field 15周年記念イベント報告

8月11日(日) 8:00pm〜2:00am

field -15周年- Irish Disco Party

●Irish Music で Discoは成立するか??fieldが15周年記念をかけて全力で挑戦する実験Eventです!

●チケット制 ¥1,000♀ ¥1,200♂(1drink付) 追加オーダー全メニュー\500均一

*ゴム底の靴はなるべく避けてください。当日は簡単な服装チェックがあります(ダンスにふさわしい服装)*

 

これはイメージです

8月11日(日) 8:00pm〜2:00am

field -15周年- Irish Disco Party 報告

 

●fieldはIrish pubになってまだ2年半少々だが、pub以前の時代もありまして、それらを入れるとこの8月で丸15年という年月が流れておったのです。15年というのもなかなか感慨深い数字で、文字通 り「fieldもようやく義務教育を終えたか」というようなもんであります。

●そこで、この15周年記念には、おもいっきりfieldらしいイベントをしよう!という第一弾がこのIrish Disco Partyでした。fieldが現在の場所にカフェとして初めて姿を現した頃、時代はバブル真っ最中の1987年でした。その頃の若者の風俗の中心は何だったか? 正確な記憶ではないんですが、fieldのスタッフ第一期生たちが普段どんな所で遊んでいたか?というような会話の記憶をたどると、それはDiscoだったのです。京都イマージアム・ビルができたのもちょうどその頃ではなかったでしょうか?

●私自身のDiscoの記憶は実はもっともっと昔の1978年ごろの、サタディーナイトフィーバーの後ぐらいのDiscoだったわけですが、Discoはその後も存在し続け、このまま定着するのかな?と思いきや、今はどこを見回しても「Disco」と名乗っている場所は見あたらなくなりました。 何故なんでしょうね? 必要とされなくなったから? Discoは何故必要とされなくなったのでしょう?

●今、20代の若者に、かつてのDiscoの話をしても、目を白黒させるだけ。飲むスペースとダンスフロアが別 れていて、16ビートのドンシャリ・サウンドが鳴り終わったかと思うと、パンッと照明が消えてミラーボールが回ればスローバラードの世界。気が付くとまわりの男女が抱き合って踊っている。そして、また、アップテンポの音楽に転換し、ストロボライトが炸裂すると、何事もなかったようにワイワイ踊り出す男女。ちょっとおしゃべりしたければ、ドリンクを買って席に陣取ることもできるし、知らない間に色んな人と友達になってしまう。こんな場所が、今はもう必要とされなくなった。これはいったい何を意味するのだろう?

●あれは紛れもなく、若い男女の社交場だったわけです。音楽の趣味やファッションの趣味で多少は店による色分けはあったけれど、今のカラオケのように誰でも1度は、それがたとえ「つきあい」でも足を運ぶ場所だった。その役割を今は何が担っているんだろう? あの頃と比べて今盛んな若い男女の遊びというのはいったい何なのか? ああいう嬉し恥ずかしい遊びってあるのか? 合コンは昔からあったし・・・・。

●取って代わるものが無いのに姿を消したDiscoは浮かばれないじゃないか!

●現在fieldはIrish Pubとしてアイルランド音楽の普及に力を注いでいるわけですが、アイルランド音楽愛好の世界にはアイリッシュ・ダンスの熱心な愛好者の支えがあることは重要な要素となっています。ただ、アイリッシュ・ダンスの実践は音楽以上にその修得には努力を要します。アイリッシュ・ダンス音楽の中で身が踊るような躍動感を感じても、基本的ステップの1つも知らないままではなかなか実際に踊り出すまではいかないものです。

●では、Discoということにすればみんな自由に躍動を感じたまま踊ることができるのではないか? また、アイルランド音楽を全く知らない人たちにも、Discoビートに乗せて奏でられるアイリッシュ・ダンス音楽の旋律はより取っつきやすいものになるのではないか? 一昔前に流行った、Discoビートに乗せて演歌をメドレーで続けた「演歌チャンチャカチャン」のような発想ですね。

●今回、アイリッシュ・ダンス・ミュージックをDiscoビートにアレンジしたのは、アイ研ぶちょーイクシマ氏と、fieldスタッフのアニメ君の2人です。一方は普段からアイリッシュ・ミュージックを演奏している立場、もう一方は自らは普段アイリッシュ・ミュージックを演奏しない立場のミュージシャンがそれぞれに解釈したDiscoビートのアイリッシュ・ミュージックが、ここにできあがりました。また、アイリッシュ・ミュージックにはダンス音楽以外にもスローバラードのような歌やエアと呼ばれるゆっくりした曲もあって、一方ではこちらの世界もアイルランド音楽には極めて特徴的なものです。準備期間が短かったため少々難航しましたが、大阪のピアノ&ヴォーカルのデュオJazzmerossoが、アイリッシュ・ソングを1曲ジャズフレイバーたっぷりにアレンジしてムードたっぷりに聴かせてくれました。

●最後に、この実験的なイベントにご協力いただいた多くの皆様に感謝します。

 

 

 

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